卒業するわたしたち 加藤千恵 装丁:山田満明

卒業するわたしたち

卒業するわたしたち

著者/加藤千恵

装丁/山田満明
ホームページ:http://www014.upp.so-net.ne.jp/man_may/index5.html

装画/宮尾和孝
ホームページ:http://www.miyaozora.com/

出版社/小学館

満開の桜の木と、制服を来た女子生徒のいる風景が
なんとも卒業のシーズンを彷彿とさせる。

タイトルの文字が少しにじんでいるように見えるのは
卒業式で泣いた生徒が見たかのような演出にも思える。

|

金色の笑顔 北林雨夏 装丁:高柳雅人

金色の笑顔

金色の笑顔

著者/北林雨夏

装丁/高柳雅人

風に揺られてそよぐ金色の麦の穂が、キラキラと輝いている。

あなたの笑顔のように。

|

人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない 見城徹 藤田晋 装丁:鈴木成一デザイン室

人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない

人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない

著者/見城徹、藤田晋

出版社/講談社

装丁/鈴木成一デザイン室

写真/篠山紀信

題字/見城徹

印刷所/慶昌堂印刷株式会社

製本所/株式会社 国宝社

書店に平積みされていると、とにかくよく目立つ装丁。

白地に赤い四角を大きく配置し、また人物も表紙サイズの
ギリギリまで大きく配置されている。

著者名は既存のフォントを使用しているが、タイトルは
著者自らが書かれていて、フォントとはまた違った
手書きの味わいが良く出ている。

地色の赤と白を国旗と見立てて
二人の社長がこちらに向けて指を指すのは
読者へのメッセージなのかもしれない。

「次は、君の番だ」と。

|

きみはいい子 中脇初枝 装丁:アルビレオ

きみはいい子 (一般書)

きみはいい子

著者/中脇初枝

出版社/ポプラ社

装丁/アルビレオ
ホームページ:http://www.albireo.co.jp/

カバー写真/岩崎美里
ホームページ:http://www.iwasakimisato.jp/

君はどんな子?

頭が良い子?おもしろい子?元気な子?泣き虫な子?

初めて会うから、ドキドキするね。

はじめまして、私たちのいい子。

2013年の本屋大賞ノミネート作品。

|

ラブソファに、ひとり 石田衣良 装丁:鈴木久美(角川書店装丁室)

ラブソファに、ひとり

ラブソファに、ひとり

著者/石田衣良

出版社/角川書店(角川グループパブリッシング)

装丁/鈴木久美(角川書店装丁室)

装画/蒼山日菜
ホームページ:http://aoyamahina.com/

まるでレースのように、細かく切り抜かれて綴られた
紙の文字が、非常に繊細で見とれるほどに美しい。

装丁に見惚れて買いたくなってしまう一冊である。

|

蜂蜜秘密 小路幸也 装丁:野中深雪

蜂蜜秘密

蜂蜜秘密

著者/小路幸也

出版社/文藝春秋

装丁/野中深雪

装画/小鹿あきこ
ホームページ:http://kojica.jimdo.com/

とてもかわいい装画と、はちみつ色が目印の装丁。

蜂蜜が入った瓶に貼られたラベルのような
オシャレなデザインの装画に惹かれる。

レースやリボン、鳥や草花など、女の子が好きな
モチーフが描かれていて、それだけも充分かわいいのだが
全体の色味が抑え目の黄色を基調としていて
優しい色遣いをしているため、派手すぎずちょうどよいので
装画の良い持ち味が、より引き立っている。

|

白ゆき姫殺人事件 湊かなえ 装丁:芥陽子

白ゆき姫殺人事件

白ゆき姫殺人事件

著者/湊かなえ

出版社/集英社

装丁/芥陽子

装画/水口理恵子

横たわる女性を取り囲む、足だけしか見えない集団の
異様な雰囲気が、伝わってくるようで背筋がゾクッとする。

携帯電話で撮影をしたり、アプリで呟こうとしているのだろうか。

悪意に満ちた空間に、犯罪の香りが漂う。

|

鍵のない夢を見る 辻村深月 装丁:大久保明子

鍵のない夢を見る

鍵のない夢を見る

著者/辻村深月

出版社/文藝春秋

装丁/大久保明子

装画/いとう瞳
ホームページ:http://www1.odn.ne.jp/colorparty/

本の表紙に印刷されている装画が、半透明の
透けるカバーから透けて見える。

直接装画を見るのではなく、半透明の紙を巻いて
見ることによって、まるでぼやけたうろ覚えの
夢の世界を見ているかのような感覚になる。

|

すべて真夜中の恋人たち 川上未映子 装丁:名久井直子

すべて真夜中の恋人たち

すべて真夜中の恋人たち

著者/川上未映子

出版社/講談社

装丁/名久井直子
ホームページ:http://www33.ocn.ne.jp/~naku/

写真/井上佐由紀
ホームページ:http://inouesayuki.com/ph/

星々/西塚琳

空に輝く星を紙に押し当てて、印刷をすることができたなら
この装丁のような煌きを放つのではないだろうか。

紙の夜空に瞬く、印刷された星々。

暗い水たまりの写真はまるで、空に開いた
ブラックホールのようにも見えてくる。

キラキラと光る『真夜中』の魅力で溢れている
非常に美しい装丁。

|

実験的経験 Experimental experience 森博嗣 装丁:坂野公一

実験的経験 Experimental experience

実験的経験 Experimental experience

著者/森博嗣

出版社/講談社

装丁/坂野公一

カバー写真/マックスエルンスト

本文の扉写真/森博嗣

タイトルの英語部分をそれぞれ翻訳すると

【Experimental】実験の、実験的な

【experience】経験、体験

以上のような意味から察するに、著者が
実験的な作品を創ることに挑戦している。

その意気込みに応じる様に、装丁も果敢に攻めている。

装丁の約半分を占める、金色に光り輝く帯。

見る角度によって様々な顔を見せるその黄金の帯は
まるで冠を戴いた王のように、存在を引き立たせる。

|

«官能と少女 宮木あや子 装丁:ハヤカワ・デザイン